オクターブの音程、和音についてセミを使って説明してみた

ドレミファソラシドのように、低いドから次の高いドの間隔のことをオクターブと呼びます。
ここではそのオクターブにどんな性質があるのか、セミを使ってみていきましょう。
Harmonizeのアプリをやってみたけれど音楽の知識がなく、いまいちよくわからないという方にも参考になれば幸いです。

用意するセミはこちら。



見た目はミンミンゼミだけれど、鳴き声はアブラゼミのようにジーーと鳴くものとします。笑
ちなみにセミはお腹を使って鳴くようです。
ここで1匹のセミAが、お腹を一定の速度で震わせて鳴いています。

『一定の速度で震わせている』というのがポイントで、一定の速度で生じている音は、音程としてとらえることができます。その速度を仮に1000とし音程を ド1 と呼ぶことに決めましょう。



次にもう一匹、セミBを連れてきました。
最初はセミAと同じ1000の速度で震わせて鳴いていましたが、もっと音程を高くして目立とうとするために震える速度を上げていきました。そしてセミAの2倍の速度の2000で震わせて鳴いています。
さて、速度2000の音程はどのようなものなのでしょうか。



ずばり1オクターブ高い ド の音程になります。これを ド2 と呼ぶことにしましょう。



ド1 と ド2 の音が同時に鳴っていると、人間の耳には綺麗にハモったように聴こえます。ただしあまりにも音色が似ていると、一つの音に聴こえてしまうかもしれません。

そして速度が2000ではなく微妙にずれていると二つの音の間にうなりが生じ、うぉんうぉんと濁ったような音が発生します。
このうなりのことを『ウルフトーン』とか『ヴォルフ』なんて呼んだりします。
音楽の世界では微妙なズレを利用して厚みを増す手法があります。ギターなどやられている方はわかると思いますが、コーラスと呼ばれるエフェクターがそれです。またオーケストラが複数人いるのはもちろん音量を増すというのもありますが、厚みを増すという目的もある気がします。まさにコーラスなんですね。
さて、Harmonizeのオクターブで行なっていることは、セミBがお腹を震わせる速度を2倍に速めることとまったく同じことなのです。
ここでいう速度を音の世界では周波数と呼びます。単位はHz(ヘルツ)と言って、一秒間に何回振動しているかを表す単位です。
是非オクターブの和音を体感するためにも、実際にHarmonizeのアプリを使ってみてください。



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